★その2☆
「望遠鏡のケースを作ろう!」
小学校4年生の時にS氏が買ってもらったという、カートンの6cm経緯台、焦点距離は700mm。
何しろ20年以上も倉庫の中で放置されて、レンズはかびだらけ、筒はほこりまみれの悲惨な状況
でした。
思わず可愛そうになり、修理することにしました。
預かって1年で、ようやく昔の見え味を取り戻したのですが、気になるのは収納のこと!
「うーん、この際、ケースも作ってやれ!」と決意!材料は手持ちの12ミリコンパネで早速、
得意の木工工作開始!「ごりごり、ちゅぃーん!」とはじめたところで、近所の子供も集まってき
ます。「おっちゃん、なにしてんのー?」まずは箱を作って、半割りにします。
中にホルソーで穴あけした仕切りを入れてアイピースホルダー、鏡筒ホルダーの完成!
サンダーをかけてみがきいて、塗装だ!ニス塗りにしたいところだけど、今日はペンキしかない!
まあ、いいか!
乾燥後、ありあわせのちょうつがいと、パッチン錠、特価で買ったステンレスの取っ手をつけると・・・
まー、いい仕上がりじゃあーりませんか!近所の子供たちも、「おっちゃん、すごーい!」
おお、誉めてくれたんなら、あまった材料でおもちゃを作ってやろう!「ごりごり、ちゅぃーん!」
「それ、どや!戦車とトラックやど!」子供たちは「わーい!」あっという間に帰ってしまいました!
おもちゃは子供のものになって写真は撮れなかったぁ!ちょっと残念!今回の製作費用は約1500円!
(もちろん私の人件費抜きで!)つづく!
写真1
(写真1)
三脚は懐かしいフォーク式経緯台!望遠鏡はステーの部分を取り外してケースにいれます。
何しろ現物あわせだから、ぴったり収まるのです。
写真2
(写真2)
ふたを閉じたところ、パッチン錠は大阪の「なにわネジ」で4個(箱2ヶ分)で400円!
おもわずたくさん買ってしまった。
取っ手はステンレス製だが、国際光器で1個100円!
なにかと面白いものがある自作派の味方です。
写真3
(写真3)
内部は仕切り板をホールソーで穴あけして、アイピースホルダーにしてあります。
天頂プリズム、フレキシブルもぴったり収まります。